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ひだか犬猫病院

落ち着ける場所


こんにちは。

お盆から続いていた雨も止み、やっと8月らしい天気に戻りましたね☀

夏の風物詩の甲子園も、智辯和歌山の優勝で幕を閉じて嬉しかったです!

智辯対決、興奮しましたね(^-^)



我が家のペット、そらは1歳8か月になりました🐶相変わらずやんちゃな毎日です。

そんなそらですが、じつは、すごくビビりなんです。


この間の雨が続いた時も、窓に当たる雨、風でガタンとなる換気扇、雷にビビり、音がする度にずっと吠えていました。

私たち人間からすると「雨やん」「風やん」「雷やん」ですが、犬・猫には分からないですもんね...。突然の音にビビる気持ちも分かります。

そらの場合は「吠える」ですが、中には怯えて震えたり食欲をなくしたりする子もいます。

人間にとっては“たかが音”ですが、犬・猫にとっては“されど音”なんですね。


ストレスを感じやすい子には、普段から音に慣れさせたり、音がなっても大丈夫と安心感を与えてあげることが大事です。

犬は野生で生きていた時代、敵から身を守るために巣穴を掘って生活していました。なので、本来静かで薄暗く囲われたような場所を好むそうです。

クレート(キャリー)やケージを置いてあげることで「自分だけの安心できる場所」を作ってあげるのも対策の1つかもしれませんね。


家の場合、ケージを置いていましたが自分から全然入らないし、ケージに入れると落ち着くどころかそわそわ、ウロチョロ、しまいにはウンチをし、踏む。ウンチをすれば出れると思うのかこの繰り返しだったので、私の方がストレスを感じケージを使うのをやめてしまいました。

でもこの間の大雨の時に、家の前の川が溢れ、このまま降り続けたら床上浸水するんじゃ…ということがありました。もし浸かったら避難所に行かな、と思った時に「そらどうしよ...何に入れよ💦」となりました。

同行避難する場合、避難所ではマナーとしてクレートやキャリーに入れたり、避難所によってはペットはお断り、と言う所もあるそうです。

もし同行できる場合は、普段からクレートに慣れていれば環境が変わっても少しは落ち着けるかもしれませんが、慣れていなければ犬も飼い主も大変ですよね。


私も以前、飼い方で悩んでいる時に、他のスタッフからクレートを勧められたことがありましたが、買っても入らなさそう…慣れるまでまたしんどい思いするんも嫌やしな…と思い結局買っていませんでした。

けれど、今回の体験で、やっぱり買おうと思いました。

飼育環境はそれぞれ違うので、クレートやケージが必要ない方ももちろんいらっしゃると思いますが、慣れてくれれば犬にも飼い主にとってもいいことだらけなのでは?と思いました(^-^)


クレートトレーニングにまた苦戦すると思いますが、将来起こるかもしれない災害時に備えて慣れてくれるまで頑張りたいと思います。




写真は病院の看板ネコ😺リッタです♡♡







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